どうして「終活」って必要?と思われる方、多いと思います。
まず現在の日本の現状について、内閣府が発表している資料があります。
2015年10月1日現在 総人口1億2,711万人 65歳以上の人口 3,392万人
内、男性1,466万人 女性1,926万人 となっています。
WHOの定義によると、65歳以上の人口の割合が 7%超で「高齢化社会」、14%超で「高齢社会」、
21%超で「超高齢社会」とされています。現在の日本は26.7%です。
そうなんです。既に「超高齢社会」なんです。予想によると2055年には、日本の2.5人にひとりが
65歳以上となっています。また、2024年(6年後)には、50歳以上の割合が50.6%となります。
こうした現状から、高齢者が住みやすく、そして人生に「甲斐」を持ち生活するにはどうすれば
良いのかを考えますと、どうしても「お互いに助け合える社会」の実現が必要だと思います。
最近テレビでも良く聞かれるようになった「老老介護」、またそれによって発生する高齢者による
不慮の事故や事件、自殺者も年々増加し「やりがい」や「生きがい」を見付けるのが難しい社会に
なっています。
そこで「生きてきた証」をしっかり残すお手伝いをする人を認定し、相談する側もされる側も「生
きがい」を持つことにより、お互いに助け合える社会となるのではありませんか。
次回は、介護保険と介護サービスです。